医学ライターSpicaの高血圧治療

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徹底的な食事療法とは?

降圧薬の服薬にもかかわらず、血圧が簡単に下がらなかった私は、
基本に立ち返り
食事と運動を見直すことにしました。

 

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とはいっても、
私の血圧値では、運動は禁止なので、通常の方の運動療法とは逆に、
ほとんど運動をしないことを決め、しばらくは食事を徹底的に見直すことにしました。

 

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具体的には「塩」です。

 

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血圧に影響を与える食事は何といっても「塩」でしょう。

 

とくに日本人は塩の過剰摂取が原因になっているタイプの高血圧が多く、塩の摂取量も欧米に比べて極めて高いので塩の摂取管理は重要です。

 

そこで、私は食塩の利用をゼロにすることにしました。

やるからには徹底的にやりましょう。

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ゼロにしてしまって大丈夫かな?と心配にもなりましたが、塩、すなわち、ナトリウムは米、大豆、魚、肉といった食材にも入っているので、まるで問題がないようです。

 

専門医・管理栄養士監修!Dr.つるかめキッチン

 

そもそも、料理に食塩をほとんど使わない国もたくさんありますし、少なくとも日本では心配する必要はありません。

 

 では、どうやって「塩ゼロ生活」を達成するか? ですが、

 

  • コンビニのおにぎり一個でも1gの食塩が入っている
  • 加工食品にはさらに大量の食塩が入っている
  • 外食なんてどのくらい食塩が入っているかわからない

という状況下では、自ずと結論は出てきました。

  

「食事は自分で全部作って、食塩をまったく入れなければ良い」

 

味なんて二の次です。まずは徹底的に塩を減らさないといけません。

 

 

次に、食材です。

 

調べてみると

基本中の基本は、バランスの良い食事です。

どの病気でも「バランスの良い食事」が推奨されています。

 

判で押したように「バランスの良い食事」と書かれるので、「他に言うことないんかい?」と言いたくもなりますが、、、まあ、そうなんでしょう。。。従います。

 

そして、高血圧では、野菜と青魚が推奨されていたので、これも素直に従うことにしました。定番ですよね。野菜。。。

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ちなみに、私は野菜が好きではありません。

食べろと言われれば食べますが、積極的には・・・

魚とか肉の方が断然好きですね。

 

野菜生活か~~~~~

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食塩ゼロ生活よりもはるかにテンション下がります。

 

一方で、魚は好きです。

魚に喜びを見出して、食事改善に取り組むことにします。

 

その結果、

私はここからしばらくの間、

1日3食全部、白米、野菜炒め(調味料なし)と焼き魚(調味料なし)のみ、間食なしの生活を送ることとしました。

 

「炒め」「焼き」にしたのは、煮ると野菜や魚の栄養分はもちろん、味も煮汁に出てしまうことを避けるためです。

 

  • 野菜炒めは、たくさんの種類の野菜とキノコを入れて、栄養バランス良くします。

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  • は、サワラ、ブリ、サケ、タラ、サバ・・・飽きないようにこれらをローテーションします。

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  • 白米は、味が淡白なためにどうしても塩味が欲しくなり塩を摂取してしまうという悪循環に落ちいりやすいため、実は1個に1g程度の食塩を含んでいるパンの方が、トータルでは減塩になるのではないかという意見もありますが、私は白米が大好きなので、はずせません。

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  • 牛肉、豚肉、鶏肉は、そこまでダメなわけではないのですが、タンパク質の摂取は魚で間に合っているし、これらが入ってくると料理をいろいろ工夫したくなってくるので、とりあえずやめておきます。
  • 味噌汁は、不要です。食塩を溶かして飲んでいるような料理です。少なくとも今は不要です。
  • 間食はもともとしていないので、あまり問題ありません。

そして、最後に、忘れてはいけません。 禁酒!!です。