医学ライターSpicaの高血圧治療

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高血圧治療4か月:寒くなって少し上がってきた

治療開始4か月の血圧データです。

 

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多少のばらつきはありますが、
6月下旬から8月下旬まで
朝130/85mmHg,、夜125/75mmHgで安定しています。

 

治療開始時に比べたら、よく下がりました。

 

精密検査もして、とくに大きな二次性高血圧の原因は見当たらず、
通常の高血圧(原発性高血圧)だと思って良いとのことで、
この時点では大きな問題を感じません。

 

しかし、ここ一週間の血圧が少し上昇傾向なのは気になります。

 

B先生には、最近血圧が上がってきていることを相談したところ
「少し気温が下がってきたから、血圧も上がってきたかな。ちょっと様子を見ようか」とのことで、治療法は現状維持のまま様子観察となりました。

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さて、B先生を訪問すると必ず血液検査をします。

結果を示します。

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それほど悪い検査値ではありませんが、
お酒を再開した影響が出てきています。

 

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とくに尿酸値とクレアチニンが高いのが気になります。
尿酸は、お酒を再開してからさらに一段高くなりました。
クレアチニンも高い状態をキープしています。

 

尿酸値は、今は良い薬があるので薬を飲めばある程度下がるだろうし、心臓病の小さなリスク(とされるが、明確なエビデンスはない)でしかないのでそれほど気になりませんが、クレアチニンは気になります。

 

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クレアチニンは、腎機能の指標なのですが、
腎機能が悪くなると透析になりますし、
透析にならなくても他の臓器への悪影響が大きいです。

 

 

そして、クレアチニンには良い薬も治療法もなく、
効果があるのは痩せることくらいです。

 

E先生が私に、「痩せましょう」と仰ったのは、
血圧はもちろん、腎機能のことを考えてのお言葉でした。