健康診断で高血圧にならない裏技
みなさんは「健康診断で高血圧にならないような裏技がないだろうか?」と思ったことはありませんか?
私は、以前は高血圧すれすれだったので、健康診断のたびに、140を超えないことを祈りながら血圧測定に臨んでいました。
そんな方に、裏技を紹介します。
というのも、毎日毎日血圧を測定する中で、
私は、「血圧値が低く出る方法」を3つ見つけました。
それは
- 血圧測定時にカフをできるだけ下におろす
- 血圧測定時に上を向く
- お酒を飲む
です。
1.血圧測定時にカフを巻いた腕の高さをできるだけ下におろす
文献等でもきちんと発表されていることで、高血圧治療ガイドライン2019にも「正しい血圧値を測定をするには、カフは心臓と同じ高さにすること」と書いてあります。
カフと心臓の高さが5㎝ずれただけで3.5mmHg以上の血圧差が出るとされ、カフの高さを低くすることによる血圧低下効果は大きいです。
余談ですが、高血圧治療ガイドラインは、手首で血圧を測定するタイプの家庭血圧を推奨していません。その理由のひとつが、このカフと心臓の高さの違いによる測定誤差です。
2.血圧測定時に上を向く
上45度くらいを向きながら胸を張って深呼吸をするのがお勧めです。この姿勢をとると心臓の高さが高くなるので、おそらく1と同じ原理によるのかと思われます。私の場合、5~10mmHg下がります。
非常に再現性が高く、お勧めです。看護師さんに血圧を測定される健康診断でも使える技です。
3.お酒を飲む
お酒を飲んだ一時間後くらいはかなり下がっています。酔っぱらうほどにお酒を飲んでいると20くらい下がることもあります。ビール350mLくらいだと5くらいですかね。下がります。私はこの原理はわからないのですが、血管が開くので降圧されるのだろうと思われます。
ただし、翌朝の血圧値は元に戻るか、上がっていることが多いので注意が必要です。
ここで紹介した方法は、「見た目」の血圧値を下げる方法です。自分本来の血圧値が下がっているわけではありませんので、自分の血圧値をしっかり見つめて治療することが本当はお勧めです。
私も以前は、高血圧の治療薬を飲むのは嫌だったんですが、今では、むしろ、一か月1000円未満のアムロジピンが私を健康にさせてくれていると喜んで飲んでいます。