医学ライターSpicaの高血圧治療

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治療6か月:セララが通常用量に増量された理由は?

高血圧の治療を始めてから半年が経ちました。

 

先月から、アムロジピン5㎎とセララ25㎎を併用しています。

  • 食事は相変わらず、
    調味料なしの野菜炒め、納豆、ヨーグルト、焼魚、白飯、牛乳、コーヒーがほとんどで、週1回程度肉を食べたりはしています。
  • 飲酒は、ビール2本程度の晩酌。
  • 運動は、特にしていません。

 

こちらが結果です。

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  • 朝は、上の血圧が140未満をギリギリでキープしていますが、
    下の血圧が90を切ることはありません。

  • 夜は、上の血圧の変動が大きいです。
    これは、飲酒量の違いによります。
    たくさん飲んだ日は低く、あまり飲まなかった日は高いです。

 

血圧を何度も測定してきた経験から言うと、飲酒量によって20くらい変わります。

 

 

 

上の血圧推移のグラフでは
セララ追加により上の血圧が10程度下がったように見えます。


しかし、実際にはセララが追加投与されてから
低い血圧が出るよう血圧測定時に体勢と呼吸を万全に整えてから測定していますので
それによる見かけ上の血圧低下効果も大きく
私にはセララの効果があまり出ていないように感じます。

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なお、セララは1日1回服薬の薬ですが、血中半減期(血液中で薬剤の濃度が半分になるまでの時間)が5時間と短く、効果がそれほど長時間続く薬ではありません(実際、セララは米国では1日1~2回服薬として承認されています)。

そのため、朝と就寝前の血圧測定はセララの効果がほぼ切れている時間帯の血圧を測定しているのかもしれないという気もします。

 

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そして、B先生に血圧手帳のデータをもとに相談したところ
「セララ25mgじゃ少なすぎたかな。通常の50mgにしようか」
と言われ、

アムロジピンに加えセララ50mgの併用療法へ突入となりました。